2011年10月3日月曜日

飛竜山集中:丹波川火打石谷

2011年10月1〜2日
奥秩父・丹波川火打石谷
メンバー L飯塚、久保田、田口、佐々木

 火打石谷出合で小常木沢パーティーを見送り、11時30分に入渓。すぐ側壁の高いゴルジュとなります。


この5m滝は、微妙な高さのトラバースが少々怖い。左から滝下をくぐり右の狭い岩溝も登れます(残置ロープが垂れているあたり)。ただし、ズブ濡れとなりました。



ゴルジュ出口の8m滝。右岸から小尾根に巻き上がり、木の根につかまりながら10m下って沢に戻ります。


小滝は積極的に登っていきます。



屈曲部を過ぎたところの8m滝は登るなら右ですが、深い釜にはばまれ断念。100mほど戻った左岸から大高巻きとなりました。スダレ状の12m滝も一緒に巻いて懸垂2ピッチで沢に戻りました(下写真)。


ようやく癒し系のナメが現れました。その先、ゴーロ帯が長く続きます。大滝手前の8m、12m二条滝を右の小沢から巻いていくと、枝沢の40m滝が見えますので、そのまま本流の大滝30mの巻きにかかります。巻いている途中からは大滝下部しか見えません。




大滝を巻き終えたのは16時30分です。暮れかかり始める17時前に何とか幕場を見つけることができ、夜は豪勢な焚き火を楽しみました。


翌日は6時55分発。二俣の幅広滝で右に入ります。傾斜が強まり、大量のヤスデ発生地帯を抜けてヤブに突入。しかし、このあと“危険な目”に遭う人も。私はかつてスズ竹のヤブ漕ぎで足を滑らせ、折れた竹が鼻の穴に5センチほど刺さったことがあります。


9時20分、ミサカ尾根に上がり、集中場所の飛竜山(飛竜権現)に向かいました。(最初は岩岳尾根に出たと思い込んでしまいましたが)


結果的に下山が遅くなりましたが、反省点は次の糧になります。最後は徒登行らしく帳尻を合わせた集中山行でした。幹事をはじめ、皆さん、お疲れさまでした。(佐々木 記)

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