2012年8月28日火曜日

西丹沢 弥七沢左俣・小割沢

2012年8月26日

西丹沢の弥七沢左俣遡行、小割沢下降の山行をしました。
当初のメンバー、吉越、佐々木、長濱の3人に香川の2名が便乗参加という山行です。
先週の小川谷廊下で林道ゲートが締まっているのは承知していたが、駐車車両の多さにびっくり! ほとんどが小川谷に入渓するだろう。今日の小川谷は大盛況、あちらこちらで順番待ちが出来るだろうと想像する。
弥七沢、林道歩きは小川谷の半分ほど、楽に入渓点の橋に到着した。台風の影響で荒れているが、涼しい沢登りは楽しい。直登できる滝ばかりだから、楽しく登れる。上部の左俣だが、晴天続きのせいか、水流は無く涸棚であった。稜線直下のルンゼまで快適なクライミングが楽しめる。
小割沢の下降、上部は涸棚のクライムダウン。水流が出てくる下部は懸垂下降7回ほどで林道まで下りられた。
傾斜の緩い滝は、思い思いに登り楽しむ。
 
ほとんどの滝が直登可能で楽しい。

左俣に入ってからは、すべて涸棚

 
傾斜は強いが、ホールドは豊富で安定している。


上部のルンゼ、この後右の支尾根に乗り稜線まで一息

ルンゼを上部から。すっきりしていて、非常に綺麗で快適
 
小割沢の懸垂下降、7回ほど繰り返し小割橋まで下降。


2012年8月23日木曜日

西丹沢 小川谷廊下

2012年8月19日

残暑の中、西丹沢・小川谷廊下に行ってきました。
メンバーは、香川、泰子、吉越、高岡の4名。当初は吉岡さんも参加で、総勢5名の予定でしたが
残念ながら、吉岡さんは夏風邪でお休みでした。

事前の情報から、林道の状態があまり良くないので、少し歩きが入ると覚悟して現地へ向かう。
小川谷出合いの林道分岐には、しっかりチェーンが掛けられ、施錠されていた。これで、1時間弱の林道歩きが確定した。覚悟を決め、とぼとぼと歩きだす。
出合いにほど近い植林帯より河原に降り、沢支度をして入渓した。
大水の後のせいか、岩肌がきれいでした。
 
順番待ちの先行パーティー
 
去年は消滅していた大岩右の滝が、しっかり出来上がっていました。
大岩中央には残置ロープが垂れています。
 
石棚の滝壺も埋まり、腰までの深さしかありませんでした。
去年は快適に泳げたのに~。残念!
 
ゴルジュもこの通り、脛ほどの深さしかありません。
人工的に作った庭園の沢のよう。これはこれで、綺麗ですが・・・
 
滝壺で巻かれていたカエルを救出。
カエルが大好きな様で、仲良く遊んでました。
 
最後の滝。微妙なスタンスに苦戦している新人さんをべテランがフォロー。
 
 沢の状態はかなり荒れていました。何より、釜がすべて埋まって浅くなり、豪快さが無くなっています。今後、何回か大水が出れば、もとの深さに戻るでしょう。
下山の登山道も荒れているので、注意が必要です。(記:香川)
   

2012年8月15日水曜日

南ア・尾白川本谷


201281113

 メンバーは永瀬、香川(和・泰)、飯塚、長濱、佐々木の名です。

 懸念された雨もそれほど降らず、日中はまずまずの好天に恵まれて思い出に残る山行となりました。

 初日は尾白川林道の終点から入渓。本谷下部は白い花崗岩の渓谷美を堪能できます。黄蓮谷出合からしばらくで巨岩帯となります。特に滑滝沢出合先の大岩の被さったCS滝がやっかいでした。シュリンゲをつかんで強引に越え、さらに大岩の穴を抜けます。そこは絶好の泊まり場となる岩屋で、快適な一夜を過ごしました。

 2日目のポイントは30mの大滝です。右の凹角にザイルを伸ばしますが、岩はボロボロで今回一番緊張を強いられたところです。詰めはガレから踏み跡(獣道?)を左へ左へと上がっていくと、予定した六合目小屋よりかなり甲斐駒寄りの稜線に出ました。山頂を経て黒戸尾根七丈小屋キャンプ地で幕営し、最終日は竹宇駒ヶ岳神社に下山。

                            (佐々木 記)

最初のスラブ登りは少しヒヤッとする(女夫滝)
ワイヤーのある滝の水流を渡る

噴水滝は水量が少なく迫力が今一つ
楽しいナメ滝が続く

黄蓮谷出合すぎてかかる滝

                             巨岩帯にはばまれる

滑滝沢出合

CS滝を強引に乗っ越し岩穴を抜ける

快適な岩屋の朝(CS滝の上)
大滝(下のナメを含めると長さ100mはありそう)
大滝右の凹角にザイルを伸ばすKさん

凹角を登りきって大滝の落ち口へ