会の紹介

徒登行(ととこう)山岳会は2010年、創立40周年を迎えました。
沢登りを中心に活動している山岳会としては、いつの間にか老舗の部類に入りました。といっても、知る人ぞ知る小さな山岳会です。
現在の会員は21名(女性8、男性13)。過去にも大所帯になったことはありません。
ただし、各会員は明確に自分の山行スタイルをもっています。個性と個性が融合する力、刺激し合う力が、徒登行を息の長い山岳会にしてきました。
徒登行の会員には、誰もが知るメジャールートから、ちょっとだけ目を逸らす傾向があります。1970年代には上信越や奥只見の地域研究に力を入れていたこともあり、そうした伝統が今に息づいています。
山行形態としては、ハイキングや縦走、そして岩登りも楽しみますが、無雪期は沢登りを山行のベースに据えています。志向としては、ガツガツ登るより、山旅を楽しむものが多くなっています。
会員はみな、ふつうに働いてふつうに生活し、ただ山が好きという者ばかりです。自分のペースと志向に合わせて、自由に気ままに、できる限り長く山登りを続けたい、というのが私たちの考えです。
冬山は会員の約半数が行っていますが、ジャンルは雪稜、山スキー、アイスクライミングと、バラエティに富んでいます。

徒登行には、合宿のような強制的な活動はありません。
ただ、行事山行というものがあり、例年、以下のようなスケジュールで行っています。

  • 4月 新人歓迎沢登り
  • 5月 徒登行祭(1泊の沢登り)
  • 6月 遭難対策講習
  • 9月 集中山行(3~4のルートから登り、山頂で集合するスタイル。1泊の沢登り)
  • 11月 忘年山行(麓泊の雪山ハイキング)

 これらの行事山行には会員のほぼ全員が参加しますが、強制ではありません。
 このほかはすべて個人山行で、発案者が集会で参加者を募ります。
 GWから10月頃までは、ほぼ毎週末誰かが計画を出します。

We Are Here


定例会

例会は毎月第2火曜日午後7時半からJR神田駅西口の「神田珈琲園」で行います。ワイワイガヤガヤと山行を報告し、計画を発表します。その後、神田駅前の居酒屋へ向かいます。集会にはほぼ全員が参加します。集会への出席率の高さは、徒登行の大きな特徴のひとつです。