八が岳で一番長い沢・立場川本谷は、徒登行ではこれまで見向きもされず、流域では冬の広河原沢や蟇滝(がまたき)沢くらいしか入っていない。あまり期待しないで入渓したが、暗峡の大ゴルジュを抜けると明るい快活な沢へと変貌する。上部二俣には午後1時に着いてしまい、のんびりと過ごす。翌日、左俣にルートをとれば草原の向こうに阿弥陀岳を仰ぎながらの気落ちよい源流に。若干のハイマツ漕ぎで中岳とのコル少し上の阿弥陀岳登山道に飛び出す。御小屋尾根から舟山十字路に戻った。(記 佐々木)
蟇滝沢手前の裏越しの滝。左の流木を利用して登る |
暗峡の核心部。戻って右岸大高巻き |
高巻き途中から見た暗峡ゴルジュ |
暗峡を抜けると明るい沢に |
きれいな7m滝は左岸から巻く |
上部二俣の快適な幕場。このあと豪雨が・・ |
阿弥陀岳を仰ぎながら左俣を詰める |
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