2012年5月21日月曜日

遭難対策訓練

2012年5月20日
丹沢・モミソ沢出合いの懸垂岩で遭難対策訓練
吉越さん主導のもと、総勢11名の参加で賑やかでした。
徒登行Pの他は都岳連Pのみで、思ったより空いていて、ラッキー!
夢さんのテーピング講習と、ロープワーク(自己脱出、トラブルの対処など)
等のメニューで、初夏のような清々しい一日を楽しみました。




参加の皆様、お疲れ様でした。    記:香川

三ッ峠でクライミング

2012年5月13日
御坂・三ッ峠でクライミングしてきました。
香川・泰子の二名です。
当日はとても天気がよく、終日気持ちよくクライミングが出来ましたが、
取り付くルートが無いほど混み合っていました。
人気ルートの中央カンテなど、常時3~4パーティーが取り付いている始末。
中央カンテはあきらめて、観音ルート左からサンドイッチを登り、第二バンドまで。
第二バンドからは、No.15クラックで第三バンドへ上がり、No.18クラックから天狗の踊り場へ。
その後、大根おろしを楽しみ、懸垂で下部まで下りました。
今回、カメラを忘れたために携帯での富士山のみです。    記:香川

2012年5月8日火曜日

南八ヶ岳・権現岳

2012年5月5日~6日

パーティー:久保田、田口

爺ヶ岳東尾根を中止して、代わりに権現岳リベンジ山行にしました。
私はかなりのビビリ症なので、天候不安定と予想されるなか、
北アルプスに突っ込むことができませんでした。
以前途中で敗退した権現岳に行き先を変更し、天候見ながら
行ける所まで行くことにしました。

天候は1日だけ持つと予想し、5日の朝、10時から登山開始。
13時には前三ッ頭を越え、樹林の中にテントを設営しました。
今回軽量化のためスコップを置いてきてしまったので、
場所を平にするのに時間がかかり、13時55分、権現岳目指してアタック。




三ッ頭からコルに下り、急斜面を上がっていくがアイゼンなしで登れました。

雪がたっぷり残る斜面をトラバースして、山頂へ。





無事に登頂し、ベースに戻りました。(ベース着17時)。
18時頃から雹が降り出し、20時就寝。
この日は「スーパームーン」ということで雲間から現れる月が異様に明るく光っていました。
久保田さんは軽量化し過ぎて寒さのあまり寝付けず、夜中の1時に一度湯を沸かして飲みました。私のダウンジャケットとカイロを貸してあげたら、すぐに寝息を立てていたので眠れたようです。
翌朝の4時には雷の音で起床。天気が悪くならないうちに下山開始し、8時半に天女山に到着しました。


北ア 明神岳東稜

2012年5月4日~5日

明神岳東稜を計画。天候を考え一日繰り延べし、さらに現地入りしてから決行を考えようと出かけた。天気予報は4日に雨(山岳地は雪)との予報だが、上高地はまずまずの天気。少し荒れるのを覚悟で決行(コース短縮、岳沢ヒュツテに下山)しました。
ひょうたん池への登り。右のコル上がひょうたん池
左へ登る岩稜が、これから登る東稜。

ひょうたん池から見た東稜。上部はガスがかかって見えない。

第一階段と呼ばれる岩場の上部は急傾斜の雪壁。
ひたすら登るが、すでに足が悲鳴を上げている。

今日の幕場、ラクダのコルに到着。 先行Pがテントを設営していた。
正面に核心部のバットレス、上部に主峰を望み、明日の登攀に心が躍る。
(写真は、5日朝の撮影)

正面の岩壁を左に回り込み、上部のバットレスに向かう。

核心のバットレス。アイゼンでの登攀は、かなりショッパイ。
Ⅳ+(ⅣA0)より厳しく感じるが、登り応えがあり、楽しめた。
後方にナイフリッジとラクダのコルが美しい。

バットレス上部の雪壁。もう一息で東稜終了。

東稜の終了点。完登の握手を交わす。
ガスがかかり、展望がきかなかったのが少し残念。

2Pの懸垂でコルに降りる。
時間が早いが、天候悪化が予想されるため、下山開始。

奥明神沢の下降。傾斜が強く、緊張する。慎重に下降
するが、岳沢ヒュッテまで長かった。
上に、グローブが写っちゃってます!

再開された岳沢ヒュッテ。看板には岳沢小屋。名前が変わったのかな?
今日は子供の日。鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでました。
この場所、やっぱり雪崩が怖い所のようだが、大丈夫だろうか。

ここからハイカーに交じり、上高地に下山して今回の山行を終了。
記:香川


2012年5月2日水曜日

頸城・矢代山地 重倉山

2012年4月28日〜29日

重倉山(1,029m)〜青田難波山(949m)の計画を逆コースに変更しました。重倉山まで1,000mに満たない尾根ですが、残雪は豊富で歩きやすい雪堤となっています。

青田難波山から籠町南場山 
気持ちいい疎林で幕営(重倉山の手前922m峰)
重倉山から先はボリウム感を増した連なりが火打山まで延々と続いています。重倉山は山スキーのためにあるような山で、地元では人気があるようです。稜線では他の登山者にも会わない静かな山でした。

重倉山頂上。左遠方に火打山が見える
重厚な矢代山地の連なり。遙かに妙高、火打、焼山
下山すると残雪上に満開の桜。「雪桜」は初めて