2012年12月3日月曜日

2012年 忘年山行

2012年12月2日 曇りのち小雪

12月1日 道志川沿いの道志渓谷キャンプ場にて、徒登行恒例の忘年会が行われました。
16名の参加者で、鍋をつつき楽しく宴会。山の歌などもあり、12時過ぎまで盛り上がりました。
翌日は、朝日山~赤鞍ヶ岳の山行を楽しみました。






 
参加者の皆様、幹事の執行さん、お疲れ様でした。記:香川

2012年11月22日木曜日

妙義山 星穴岳

2012年11月18日(日) 晴れ   香川、泰子

紅葉シリーズ第二弾! 前夜発で妙義山の星穴岳に行ってきました。
17日の夜は大雨で心配しましたが、夜半より快晴の星空となり、天気予報どうりの快晴で気持ちが良かったです。国民宿舎裏妙義の駐車場に、駐車(国民宿舎に断って駐車)してから歩きだす。ルートは星穴橋~星穴新道~星穴岳、星穴沢を下降し再び星穴橋に戻るというルート。星穴新道は過去に悲惨な遭難事故が有り、その後登山禁止、廃道となった登山道であるが、自己責任のもと、完全装備で挑んだ。かつての名残として、鎖はあるが、どれも朽ち果てていて、とても安全の保証はない。ルートも不明瞭で幾度となく迷う。いろいろな意味で危険度大であり、安易な入山は控えてもらいたいルートだ。とにかく、自己責任で行動できることが、必要最低条件だ。

国民宿舎裏妙義の駐車場に駐車させてもらった。

星穴橋から女坂へ進み、途中から星穴新道に入る。
尾根を忠実に登って行くと、岩峰の基部に当たる。
星穴→の消えかけたマーキングが有り、ここからスリリングな世界に突入!
最初の鎖場、朽ちて切れた鎖を静かに掴んで登る
続いて第二の鎖場を登攀

鎖が信用できないので、岩をつかんで登る。
ホールド、スタンス共に少なく、難儀する。

さらに鎖場が続く



懸垂点には一応フィツクスロープが有るが、かなり古く危ない。
自前のロープで安全に懸垂し、下部の濡れて滑るスラブをトラバースする。
 
さらに登り返す。相変わらず鎖はあるが信用できるものではない。

トラバース気味に懸垂。体が振られ、バランスを取るのが大変だ。

鉄の杭を止まり木にする。大きく足を開いてトラバースする。

P3のトラバースしながら斜上する岩壁。
鎖はあるものの、ここはヤバい!足元からすっぱり切れ落ちていて、底が見えない。
落ちたら助からず、遺体の搬出もままならないだろう。

P3全景、星穴岳側から振り返る。

星穴岳直下、星穴への懸垂点。

直下に星穴が見える。遠景から想像するよりはるかに大きな穴があいている。
空中懸垂となり、降りてしまうと登り返しが大変なので、今回穴めぐりはパスした。

星穴岳のピーク。右の側壁の下方に大穴があいている。
コルを挟んで反対ののピークより撮影。

P5に当たるのだろうか?コルから反対のピーク。
こちらは狭い。ブッシュが無くすっきりしているが、非常に怖い。
この恰好からも怖さの想像がつくだろう。360度の展望が素晴らしい。


星穴岳とP3のコルに戻り、星穴沢を下降した。
50m2本で4回程の懸垂後、ゴーロ歩きで女坂へ戻り、入山点の星穴橋に。
 
そろそろ終わりの紅葉。小春日和の林の中はとても気持ちが良かった。

国民宿舎付近の紅葉。今年の紅葉第二弾は、これで見納めだろう。
 
 今回の山行は、時間に余裕をもって入らないと危ないとの心構えで入山した。思った以上に危ないルートでした。入山をする方は自己責任の上、くれぐれも事故の無いように行動してください。
記:香川
 

2012年11月20日火曜日

丹沢 早戸川本間沢

2012年11月4日 晴れ

丹沢 早戸川水系本間沢に行ってきました。メンバーは、香川と泰子の2名です。
本間橋の駐車場に着くと、すでに4台ほどの車が有った。ほとんどが、早戸の大滝見物とハイキングのようだ。時期が時期だけに沢の人達は少ないだろうが、ヒルの心配がない今がこの沢の最適期だろう。紅葉見物第一弾と銘打って出かけた。

 


トイ状の大滝




つめ上がった縦走路で鍋焼きうどん!


本間沢右岸尾根を下山
 
紅葉と青空が綺麗だ
 
天気に恵まれ、寒さは感じなかった。ヒルもいないので気持ちの良い山行でした。記:香川

2012年10月25日木曜日

丹沢 水無川 源次郎沢

2012年10月20日(土) 曇り

メンバー:香川(和)、香川(泰)、高岡、吉岡、元永の5名
水無川水系源次郎沢に行ってきました。当日の麓は天気が良かったようですが、丹沢は終始曇りがちでした。暑くもなく、寒くもなく、さわやかな沢日和。そろそろ沢は終わりなようで、メジャーな沢ながら他のパーティーは無く、のんびり遡行出来ました。

書策新道が崩壊の為通行注意と、危険テープで封鎖してあります。
みなさんご存知の道標、この上の堰堤から入渓。
F1
F3

F4 

F5 
 
F8 チムニー状

F8 チムニー状
 
F9 8mCS涸滝
 
源次郎尾根上部の草原。秦野の町並みが一望出来て気持ちが良いです。
人の多い大倉尾根を避けてここから下山しました。

源次郎尾根下部の植林帯

帰りの堰堤で、懸垂下降の練習
 
 源次郎沢の終了点で、お湯を沸かしてカップめんを食べたが、ヒルがまだ活動していて立ち食い状態。 沢靴に付いていた「ちびヒル」を自宅までお持ち帰りしてしまった。
 ※ 遡行図と看板のFナンバーが合わず、写真のFナンバーは、間違いの可能性あり。
                                                記:香川
 

2012年10月18日木曜日

秩父・四期萩集中 中津川蛹沢(不動滝沢?)

2012年10月14日(日)  曇り

秋の集中山行。秩父の四期萩山へと庚申沢Pと別れて、蛹沢から入渓。
メンバー:飯塚(L)、吉越、執行、高岡、吉岡、元永、香川の7名での山行です。

この沢は、中津川との出合いにかなり立派な不動滝が有り、その上には新しく道路が出来ています。道路脇の駐車スペースで沢支度を整え、入渓。
不動滝 橋の上からの眺め
脇の不動堂には、物騒な注意書きが有った。
御堂の反対には、蛹沢と記されていた。
入渓してしばらくは、こんな渓相が続く。
右岸にはゲレンデになりそうな岩壁が続く。
右俣に入ってすぐにミニゴルジュが有った。
まだ、暗い谷が続く。
最初の直瀑6m、両壁に突っ張って登れる。
2個目に出てきた大きめの6m滝
ホールド、スタンス共に有るが、ヌメッテいた。
水流が消えると、涸滝が連続する。
ガレたルンゼを落石に気をつけて登る。

この後、かなりきわどいルンゼを登ったが写真を撮り忘れた。悪場の通過に手間取り、集中時間を大きく過ぎてしまう。庚申沢Pを大分待たせてしまった。
悪場を過ぎると、植林帯に出た。休憩も取らずに四期萩のピークを目指して登ると、庚申沢Pが手を振りながら、コールしてくれた。時間は遅れたが、全員無事に集中できて良かったです。みなさん、お疲れ様でした。そして、待たされたみなさん、ごめんなさい。   記:香川