2013年10月12日土曜日

南ア前衛・雨乞岳集中(釜無川流川)

2013年10月5(土)〜6日(日)
久保田、飯塚、長濱、中山、佐々木

10月5日 曇り時々雨
タクシーで流川林道ゲートまで入り、流川第3ダムの先から入渓。あまり記録をみかけない沢だが(徒登行では冬期入渓)、しょっぱなの悪場に手こずり(10m滝が二つ)初日は1140m付近の河原でサイト。流木は豊富で盛大に焚き火する。

10月6日 曇りのち晴れ
この沢最大のCS15m滝が立ちはだかる。両岸の岩が高く、「門の滝」とでも名付けたくなる。左岸から大きく巻き、その先の10m滝は右から越える。1550mの二俣は右俣から尾根を越して左俣に入る。一直線に稜線に突き上げているが、今にも崩れてきそうな風化した花崗岩のルンゼで緊張した。稜線着12時15分となり、雨乞岳(2036m)頂上で待つ他パーティー(笹ノ沢黒津沢Pは11時着)をだいぶ待たせてしまった。(記 佐々木)


最初の10mは粘ったが右岸から高巻く
30mの懸垂下降で沢に戻る
ここは何とか突破して、その先
2段10mが登れず戻って左岸大高巻き 
木を立てて足場に
ここはロープを張る
2日目、門ノ滝が立ち塞がる
続く2段10m。シュリンゲにつかまって上段落ち口へ
4段15m滝
8m直瀑
おつかれさまでした

2013年9月24日火曜日

 霧来沢から本名御神楽前ヶ岳南壁V字第二スラブ

2013年9月21日 晴れ                             メンバー:香川、泰子

前夜発で、会越の霧来沢より本名御神楽前ヶ岳南壁V字第二スラブの登攀に行ってきました。よい天気に恵まれ、開放的で明るいスラブ登りを楽しめました。

御神楽岳登山口、ここまで車で入れます
林道を走行中、前方を熊が横切りちょっと不安

霧来沢遡行、八丁洗板のナメ
川幅いっぱいの岩盤がナメを形成。とても綺麗

濡れることを避け、流木の橋を行く

奥に前ヶ岳南壁スラブが見えてきた

大岩の積み重なった涸れ沢
急こう配だが、どんどん高度を稼げる

オレンジの線が、おおよその登攀ライン

最後の滝、ここから上部はスラブ帯

スラブ下部帯。ホールド、スタンス共に多数あるが、もろい部分あり

スラブ上部帯、明るく楽しい

稜線に出て、藪こぎ45分で登山道に出た
今回は、本名御神楽の山頂はパス。今度は鞍掛沢から山頂を目指すと呟きながら下山した。

2013年9月22日日曜日

北ア・黒部川赤木沢

2013年9月14日(土)〜15日(日) 久保田、田口、長濱、佐々木
台風18号が接近していたが、15日前半までは持つだろうということで予定通り出かけた。有峰口まで夜行バス、さらにバスを乗り継いで薬師岳登山口の折立へ。太郎平小屋まで4時間半、宿泊予定の薬師沢小屋には16時5分着。小屋は満員御礼で、素泊まりは我々のみ。

翌日は雨が落ちてくるのと競争のつもりで5時半出発。赤木沢に入って1時間後の8時頃から降り始めたが、十分楽しみながら遡行できた。稜線に出ると一時、強烈な風雨にさらされたり、一転して青空が出たりの台風接近を告げる天気となる。太郎平小屋で明日の大荒れ予報を確認し、小屋泊をキャンセルしてこのまま下りることにした。折立着は17時過ぎとなったが、翌日は大雨となり下山して正解だった。(記 佐々木)


山は秋色に(薬師沢小屋への途中)
薬師沢小屋に着く
平水の黒部本流を行く

お馴染みの赤木沢出合
赤木沢に入る
最初の滝では撮影会となる
束の間の太陽が顔を出して沢が輝く
まだ雨は降らずナメを堪能する
ナメ滝を快適に越して行く
小ゴルジュ
8時半頃、雨が強くなる

大滝を巻く先行パーティー
薬師岳と太郎平小屋

2013年9月17日火曜日

中央アルプス・中御所谷西横川

2013年9月7日(土)曇り時々小雨       香川和雄、泰子、佐々木、吉越

週間予報では、あまりよい天気ではなかったが、だめもとで中ア・中御所谷、西横川に行ってきました。前夜に駒ケ根ICで合流。その足で菅の台バスターミナルまで入って仮眠。朝1番のバスで、しらび平のロープウエイ乗り場まで。来た道を少し戻り、橋のたもとより入渓した。2人Pが、追い越し入渓していった。天気はそこそこでもちそうな予感。


30mの大滝、意外にも簡単に登れる。

直登出来る滝が連続する。




中間部の小滝群

最後の30m滝、少し埋まったのか、高さを感じなかった。

30m滝の上部。最後の5mほどが少し緊張する。

源頭部。周りはお花畑

千畳敷カールで記念撮影。天気が良ければバックには宝剣が有るはずだが・・・
 
時折小雨が降ったが、そこそこの天気だった。以外にも、泰子以外は中アの沢は初めて。千畳敷カールからの宝剣岳を楽しみにしていたのだが、あいにくガスで真っ白。宝剣の雄姿が見えなかったのが、少々残念だった。次の機会に、中御所谷から再挑戦しようと思う。    記:香川

2013年8月29日木曜日

丹沢 小川谷廊下

2013年8月25日   小雨、時々曇り      メンバー:泰子、吉岡、香川

当初、中川川悪沢の計画であったが、あいにくの天気。どうも悪沢に入渓する気になれず、
事務局に変更連絡を入れ、小川谷廊下へと変更。吉岡さん、小川谷廊下は初めてなので、
喜んで変更に賛成してくれた。小雨が降ったりやんだりを繰り返すが、沢の中では気になるほどではなかった。それよりも衝撃的なのは、ヒルの出現である。人生初、四か所もやられてしまった。







 
これからは、入渓へのアプローチを考えないと、ヒルの餌食になりそうだ。  記:香川