2013年9月24日火曜日

 霧来沢から本名御神楽前ヶ岳南壁V字第二スラブ

2013年9月21日 晴れ                             メンバー:香川、泰子

前夜発で、会越の霧来沢より本名御神楽前ヶ岳南壁V字第二スラブの登攀に行ってきました。よい天気に恵まれ、開放的で明るいスラブ登りを楽しめました。

御神楽岳登山口、ここまで車で入れます
林道を走行中、前方を熊が横切りちょっと不安

霧来沢遡行、八丁洗板のナメ
川幅いっぱいの岩盤がナメを形成。とても綺麗

濡れることを避け、流木の橋を行く

奥に前ヶ岳南壁スラブが見えてきた

大岩の積み重なった涸れ沢
急こう配だが、どんどん高度を稼げる

オレンジの線が、おおよその登攀ライン

最後の滝、ここから上部はスラブ帯

スラブ下部帯。ホールド、スタンス共に多数あるが、もろい部分あり

スラブ上部帯、明るく楽しい

稜線に出て、藪こぎ45分で登山道に出た
今回は、本名御神楽の山頂はパス。今度は鞍掛沢から山頂を目指すと呟きながら下山した。

2013年9月22日日曜日

北ア・黒部川赤木沢

2013年9月14日(土)〜15日(日) 久保田、田口、長濱、佐々木
台風18号が接近していたが、15日前半までは持つだろうということで予定通り出かけた。有峰口まで夜行バス、さらにバスを乗り継いで薬師岳登山口の折立へ。太郎平小屋まで4時間半、宿泊予定の薬師沢小屋には16時5分着。小屋は満員御礼で、素泊まりは我々のみ。

翌日は雨が落ちてくるのと競争のつもりで5時半出発。赤木沢に入って1時間後の8時頃から降り始めたが、十分楽しみながら遡行できた。稜線に出ると一時、強烈な風雨にさらされたり、一転して青空が出たりの台風接近を告げる天気となる。太郎平小屋で明日の大荒れ予報を確認し、小屋泊をキャンセルしてこのまま下りることにした。折立着は17時過ぎとなったが、翌日は大雨となり下山して正解だった。(記 佐々木)


山は秋色に(薬師沢小屋への途中)
薬師沢小屋に着く
平水の黒部本流を行く

お馴染みの赤木沢出合
赤木沢に入る
最初の滝では撮影会となる
束の間の太陽が顔を出して沢が輝く
まだ雨は降らずナメを堪能する
ナメ滝を快適に越して行く
小ゴルジュ
8時半頃、雨が強くなる

大滝を巻く先行パーティー
薬師岳と太郎平小屋

2013年9月17日火曜日

中央アルプス・中御所谷西横川

2013年9月7日(土)曇り時々小雨       香川和雄、泰子、佐々木、吉越

週間予報では、あまりよい天気ではなかったが、だめもとで中ア・中御所谷、西横川に行ってきました。前夜に駒ケ根ICで合流。その足で菅の台バスターミナルまで入って仮眠。朝1番のバスで、しらび平のロープウエイ乗り場まで。来た道を少し戻り、橋のたもとより入渓した。2人Pが、追い越し入渓していった。天気はそこそこでもちそうな予感。


30mの大滝、意外にも簡単に登れる。

直登出来る滝が連続する。




中間部の小滝群

最後の30m滝、少し埋まったのか、高さを感じなかった。

30m滝の上部。最後の5mほどが少し緊張する。

源頭部。周りはお花畑

千畳敷カールで記念撮影。天気が良ければバックには宝剣が有るはずだが・・・
 
時折小雨が降ったが、そこそこの天気だった。以外にも、泰子以外は中アの沢は初めて。千畳敷カールからの宝剣岳を楽しみにしていたのだが、あいにくガスで真っ白。宝剣の雄姿が見えなかったのが、少々残念だった。次の機会に、中御所谷から再挑戦しようと思う。    記:香川

2013年8月29日木曜日

丹沢 小川谷廊下

2013年8月25日   小雨、時々曇り      メンバー:泰子、吉岡、香川

当初、中川川悪沢の計画であったが、あいにくの天気。どうも悪沢に入渓する気になれず、
事務局に変更連絡を入れ、小川谷廊下へと変更。吉岡さん、小川谷廊下は初めてなので、
喜んで変更に賛成してくれた。小雨が降ったりやんだりを繰り返すが、沢の中では気になるほどではなかった。それよりも衝撃的なのは、ヒルの出現である。人生初、四か所もやられてしまった。







 
これからは、入渓へのアプローチを考えないと、ヒルの餌食になりそうだ。  記:香川

2013年8月19日月曜日

八ヶ岳 鳴岩川河原木場沢

2013年8月17日(土)  晴れ   メンバー:香川(和)、香川(泰)
      

泰子の足の調子を見つつ、八ヶ岳の沢に行きました。
前夜発、道の駅での仮眠後、桜平に向かう。まだ暗い4時だが、すでに駐車スペースはほぼいっぱいだ。なんとかスペースを見つけ、明るくなるのを待つ。軽い朝食を食べてから、醤油樽の滝入口まで林道をもどり、河原木場沢へと向かった。醤油樽の滝までは、沢沿いに登山道(滝見物の遊歩道)が有るので利用した。醤油樽の滝を見物した後、大きく高巻き、落ち口に降りて遡行を始める。ナメと滝を楽しみ、西天狗への稜線へ詰め上げた後、西天狗、東天狗、根石岳とミニ縦走を楽しんでから、オーレン小屋、夏沢鉱泉経由で、桜平へと戻った。

醤油樽の滝入口

一の滝


二の滝

醤油樽の滝 35m



二段15m滝

下段、上段とも水流左を登った

4mハング滝、左岸を巻く



水流が消えた二俣、左俣はガレ。右俣を行く

稜線直下

詰め上げた所は、第二展望台

第二展望台からの、西天狗岳

西天狗への登り

西天狗岳山頂

西天狗からの東天狗岳
根石岳山頂

コマクサの咲く根石山荘付近より
西天狗を振り返る。

     好天に恵まれ、下界の猛暑を少し忘れられた山行になりました。  記:香川