2012年8月23日木曜日

西丹沢 小川谷廊下

2012年8月19日

残暑の中、西丹沢・小川谷廊下に行ってきました。
メンバーは、香川、泰子、吉越、高岡の4名。当初は吉岡さんも参加で、総勢5名の予定でしたが
残念ながら、吉岡さんは夏風邪でお休みでした。

事前の情報から、林道の状態があまり良くないので、少し歩きが入ると覚悟して現地へ向かう。
小川谷出合いの林道分岐には、しっかりチェーンが掛けられ、施錠されていた。これで、1時間弱の林道歩きが確定した。覚悟を決め、とぼとぼと歩きだす。
出合いにほど近い植林帯より河原に降り、沢支度をして入渓した。
大水の後のせいか、岩肌がきれいでした。
 
順番待ちの先行パーティー
 
去年は消滅していた大岩右の滝が、しっかり出来上がっていました。
大岩中央には残置ロープが垂れています。
 
石棚の滝壺も埋まり、腰までの深さしかありませんでした。
去年は快適に泳げたのに~。残念!
 
ゴルジュもこの通り、脛ほどの深さしかありません。
人工的に作った庭園の沢のよう。これはこれで、綺麗ですが・・・
 
滝壺で巻かれていたカエルを救出。
カエルが大好きな様で、仲良く遊んでました。
 
最後の滝。微妙なスタンスに苦戦している新人さんをべテランがフォロー。
 
 沢の状態はかなり荒れていました。何より、釜がすべて埋まって浅くなり、豪快さが無くなっています。今後、何回か大水が出れば、もとの深さに戻るでしょう。
下山の登山道も荒れているので、注意が必要です。(記:香川)
   

2012年8月15日水曜日

南ア・尾白川本谷


201281113

 メンバーは永瀬、香川(和・泰)、飯塚、長濱、佐々木の名です。

 懸念された雨もそれほど降らず、日中はまずまずの好天に恵まれて思い出に残る山行となりました。

 初日は尾白川林道の終点から入渓。本谷下部は白い花崗岩の渓谷美を堪能できます。黄蓮谷出合からしばらくで巨岩帯となります。特に滑滝沢出合先の大岩の被さったCS滝がやっかいでした。シュリンゲをつかんで強引に越え、さらに大岩の穴を抜けます。そこは絶好の泊まり場となる岩屋で、快適な一夜を過ごしました。

 2日目のポイントは30mの大滝です。右の凹角にザイルを伸ばしますが、岩はボロボロで今回一番緊張を強いられたところです。詰めはガレから踏み跡(獣道?)を左へ左へと上がっていくと、予定した六合目小屋よりかなり甲斐駒寄りの稜線に出ました。山頂を経て黒戸尾根七丈小屋キャンプ地で幕営し、最終日は竹宇駒ヶ岳神社に下山。

                            (佐々木 記)

最初のスラブ登りは少しヒヤッとする(女夫滝)
ワイヤーのある滝の水流を渡る

噴水滝は水量が少なく迫力が今一つ
楽しいナメ滝が続く

黄蓮谷出合すぎてかかる滝

                             巨岩帯にはばまれる

滑滝沢出合

CS滝を強引に乗っ越し岩穴を抜ける

快適な岩屋の朝(CS滝の上)
大滝(下のナメを含めると長さ100mはありそう)
大滝右の凹角にザイルを伸ばすKさん

凹角を登りきって大滝の落ち口へ






2012年7月29日日曜日

西丹沢・中川川悪沢~F5まで滝巡り

2012年7月28日(土) 猛暑の続く中、西丹沢・悪沢の大滝を見物し、マイナスイオンたっぷり浴びてきました。参加者は杉崎・香川泰子の2名です。

F1‐10m、F2‐20m、F3‐7m、F4‐20m、スラブ状F5‐10m、どの滝も登攀可能ですが、厳しい登攀となります。今日はしっかりとした巻き道を使い、滝とナメを楽しみました。


F2 右上にシュリンゲが見えます。次回は登ります!!
F4 左岸を高巻きます。しっかりとFIXがありました。
高巻きから。
F4からの上のナメもきれいです
スラブ状F5

 今回はここまで。こんな楽しみ方もおすすめです。 (記・香川泰子)





2012年7月23日月曜日

マスキ嵐沢

2012年7月22日(日)、お試し山行のマスキ嵐沢に行ってきました。

入会希望者2名+会員9名(香川、やすこ、阪辻、杉崎、長浜、阿部、吉越、佐々木、田口)の計11名です。

新松田駅からジャンボタクシーを利用しましたが、時間的にも金額的にも大正解でした。

私が家を出たとき(5時)の千葉県は雨が降っていて、傘をさして出発しましたが、そのうち雨は止むだろうという予想。新松田の集合時には雨はやみ、終始曇り空の山行でした。せっかく梅雨明けしたのに残念。

でも入会希望者も会員も、いつもとは違った気分での山行が楽しめたのではないかと思います。


新しい仲間が増えるといいですね。







(写真、記=田口)



2012年7月16日月曜日

西丹沢 中川川東沢・本棚沢

2012年7月15日(日) 曇り時々小雨

メンバー  香川、泰子、吉越、長濱の4名で、東沢・本棚沢に行ってきました。
本棚沢は、夜行日帰りの沢。極力早出したくて、前夜に自宅へ来てもらう。
15日早朝(4時起き)に自宅を出た。前日の丹沢は豪雨。7月としては観測史上第一位の雨量だとニュースで報道していた。北九州の豪雨を始め、今年の雨量は半端でない。どうも温暖化の影響で、地球規模で異変が起きているという。何年か先には日本も熱帯性のスコールがある国になってしまうのだろうか? 道中の酒匂川は茶色の濁流が渦巻いていた。丹沢湖より上流、水量は多いものの、澄んでいる。西丹沢教室下に駐車し、つつじ新道経由で本棚沢に入った。

F2-10m右から登るが、トラバースに緊張する。

F3-25m本棚 水量が多く、登れず。これでは、水流にたたき落とされてしまう。

F4~F5付近はナメ滝の連続でとても綺麗だ。

F6-20m メチャメチャ水が多く、下を通過するだけで滝行が出来た。少しは煩悩が洗い流せただろうか?

問題のF7-40m涸滝 涸れているどころではなく、ダムの放水のようだ。予想はしていたものの、残念!

残念ながら、水量が多くて本棚や涸滝は登攀不可能だったが、十分に楽しめました。機会があれば、平水の時にまた行きたい沢です。
余談ですが、この天気でも川沿いのキャンプ場は大盛況。テントがひしめき合い、人口密集率は都会並み!これでアウトドアといえるのだろうか?山や沢を楽しむ術を知っている者は、幸せだと感じた。    記:香川